総務部長の憂鬱

中小企業(小売卸売業)の総務部長をしています。50代半ばに差し掛かろうとしている男性です。

中小企業の総務部と言えば、大企業のそれとは違い、総務庶務、経理、人事、顧客からの苦情処理からトイレの詰まりの処理まで、はたまた社長の愚痴の付き合い等々、一手に引き受けさせられていませんか?数字なんて合って当たり前、会社での発言もセクハラ・パワハラを十二分に意識しなきゃいけない。下手な言い方をすると、「え~、総務部長がそう言う事言われるんですかぁ!」という言われ方をします。初めて総務部に異動になった時に、古参の女性から、「総務部長って早死にする人が多いってよく聞くのよ。」と聞かされ、早死にが本当かどうかは別として、ストレスが多い部署なんだろうと覚悟したものです。

私が勤めている会社は、日本の斜陽産業の一つ。従業員数が600名あまり。ほとんどがパート・アルバイトさんで正社員は40名弱。年代が幅広くパートさんの定年年齢を70歳に設定していたのですが、70歳で辞められると会社の方が困るということで、今では80歳なんて当たり前に働いていただいています。雇用難です。正社員数が40名弱であるにもかかわらず懲戒処分者や心の病を持つ者が多くいます。最近では、昨今の働き方改革に合わせ、御多分に漏れず、残業手当の見直しをかけました。早いうちに何かしら新規事業を立ち上げなければいけないにもかかわらず、遅々として進みません。こんな中で総務部に配属され20年余り、まだまだ人間的にも未熟ものでありますが、総務部的ないろんなことを経験してきました。このブログを通じ総務部的な意見交換、情報交換、愚痴交換、体験交換等できればと考えています。

少しでも多くの創夢(総務)ピーポーとお近づきになれますように。では。